ホームページのランニングコストってどれくらいかかるの?

ホームページに必要なイニシャルコストについて触れてきましたが、完成した後のランニングコストはいくら必要なのでしょうか。
これもイニシャルコスト同様、そのサイトの目的、例えばECサイトを展開するのか、予約受付サイトを運営するのか、一般的なコーポレートサイトを設けるのかによって変わってきます。

今回は一般的なコーポレートサイトを維持するのに必要なランニングコストについて書いていきます。

目次

ランニングコストの内訳は?


まず、コーポレートサイトの維持に必要な内訳ですが、主に2つです。
・WEBサーバー
・ドメイン

まず、サーバーについて触れていきます。
サーバーの種類は色々ありますが、ここではWEBサーバーについて簡単に示します。

自社サイトにアクセスがあった際、作成したWEBサイトを表示します。
この作成したWEBサイトのデータはどこに保存されているでしょうか。

これは、あなたのパソコンではなく、WEBサーバーに保存されています。
WEBサーバーに保存されているファイル(この位置に枠があって、この位置にテキストがあって、この位置にこの画像を表示させます、といったプログラム等)が訪問者に対して適切なデザインを構築し、表示しています。

このサーバーを自社で保有している企業もあります。
定期的なメンテナンスを行ったり、何か障害が発生した際に障害の箇所の切り分けや、その対応を迅速に行うことができます。
では、どの会社も自社サーバーを用意しなければならないかと言われれば、そうではありません。
一般的にはレンタルサーバーを利用します。
サーバーに精通している管理者がいたり、複雑で巨大なサイト運営を行わない限り、レンタルサーバーで十分です。

レンタルサーバーについて


レンタルサーバーとは、読んで字のごとく、サーバーをレンタルすることです。
自社でサーバーを設置するのが難しい場合、自社サーバーを必要としない場合に利用するのがレンタルサーバーです。
レンタルサーバーには機能性が高いもの、安価なものと様々な種類があり、その用途によって使い分ける格好となります。
では、大きく分けて何が違うのかと言うと、サーバーに搭載されているCPUや利用できるディスク領域、転送速度などが違ってきます。
分かりやすく言うと、自社サイトの閲覧が要求されたとき、速く表示できるかどうか、ですね。(大雑把過ぎてすみません)
しかし、これは重要なポイントです。
例えば、何か調べものをしていて、どこかのサイトへアクセスしたとします。
必要以上に表示時間がかかったら、しびれを切らして別のサイトを見に行ったりしませんか?
もちろん表示時間はサイトの作り方によるところは大きいですが、サーバーが原因だったりもします。

そんなレンタルサーバーは調べてみたところ、5社、6社あたりの評価が高そうです。
月額費用は220円~990円程度です。
一般的なコーポレートサイトでは月額1,000円程度のランニングコストを見込んでおけば良さそうですね。
「ウチはホームページがあるだけでいいんだよ」と言う方でしたら最安値の220円でも良いかも知れません。
特殊なサイトを運営しない限り、無理に高額なサーバーを契約しなくても大丈夫です。
お手頃なサーバーをレンタルし、まずは使い勝手を確認してからでも遅くはありません。

ドメインについて


ホームページを開設したときに、〇〇〇.comや〇〇〇.co.jpといった、あなたの会社名が入ったドメインもタダでは維持できません。
これは基本的にレンタルサーバーとセットになっていて、年単位の更新です。
更新費用はレンタルサーバー提供会社、取得したドメインによって変動があります。
コーポレートサイトで取得されるドメインは「.com」「.jp」「.co.jp」が一般的ですが、いずれも1,600円~3,200円程度といったところでしょうか。
月割りしても300円以下に収まりそうです。

月にかかるコスト


サーバー、ドメイン合わせて、単純計算でも月額1,500円程度です。
ホームページ制作会社にお任せしている場合、ここに記事作成代金やその他ホームページのメンテナンス代金が加算されます。
定期的にホームページの加筆修正があったり、また、緊急時のトラブル対応費用が含まれている場合、結果的に月額数万円となりますが、数字だけ見て高い、安いを判断することは難しいです。
どれくらいの更新頻度で、どのコンテンツをどの様な内容で更新しているのか、定期的にSEO対策記事を提供しているのか、どれくらいの工数が必要なのかは当事者しか分からない部分でもあるからです。

もしその辺りの費用感で疑問がある方、お悩みの方がいらっしゃいましたら、一度弊社へご相談ください。

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この記事を書いた人

大学を卒業し、地方銀行へ入行。その後、都市銀行の業務に携わり、広告代理店、大手総合ITベンダー、最大手人材派遣会社、東証1部企業のコンサルタント事業部、IT企業、貿易会社、カフェの経営等を経て今に至る。知財検定の資格も持ちながら危険物取扱者、電気工事士の資格も取得する、キャラ崩壊おじさん。最近の生きがいは愛犬との公園デート。

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