記事って何を書いたらいいの?どのくらい書いたらいいの?に簡単に答えます

先日、SEO対策の一環として「記事を書くこと」をお伝えしました。
その反響として、既存のお客様からこんなご質問を頂きました。
「記事を書く大切さは分かったけど、何をどれくらい書いたらいいの?」

簡潔に答えますと、
「何でも書いてください」
「長くても短くても大丈夫」
です。

ふざけた回答と思われるかも知れませんが、つまるところ明確な答えはありません。
なぜ明確な答えがないのか。
今回はその点について触れていきます。

目次

1・テーマに関して

そもそも記事を書く目的は何でしょうか。
それは、自社の業務に関する情報発信をすることで、訪問者の何かしらのお困り事の解決を図り、結果的に自社のファンを増やすことです。
訪問者の深い探求心、知識欲を満たすのはプロフェッショナルにしかできないことがあります。長年の経験や実績に基づいた知識を求めている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方々のリクエストに応えるのもプロフェッショナルの努めの様な気がします。

でも、毎回毎回、そんな記事も書いていられないですよね。
定期的に新しい商品、新しい発見や文献が出て来ればそれをネタにもできますが、テーマはいつか枯渇するかも知れません。

そんなとき、オススメのテーマがあります。

「自分のこと」を書いてみてください。

え?自社の業務のことじゃないのですが・・・と思われるかも知れません。
それでも全然構いません。
自社の社員、というテーマになったと考えてください。
では、なぜこのテーマなのか。
答えは簡単です。
「自分のことなら書けるから」です。
幼少期に思っていたこと、学校生活はどんな感じだったか、今の会社に入ったきっかけはなんだったか、会社で任されている仕事は何なのか、それについてどう考えているか、自身の仕事は社会にどのような貢献ができると思うか、5年後、10年後はどうなっていると思うか、仕事とプライベートをどう両立させているか、趣味は何なのか、職場にいるこんな面白い人、自分から見た社長のこんな一面、等々。

いかがでしょうか。
こんな視点から考えると意外に色々書けそうな気がしませんか?

確かにプロフェッショナルな視点からの情報発信ではありませんが、ファンを獲得することはできるかも知れません。

この世界はどこまで行っても人と人との繋がりです。
企業と企業が繋がっていると思われるかも知れませんが、それも人と人との繋がりによって構築された関係です。人と人が繋がり、人と企業が繋がり、そして企業と企業が繋がっていく。大雑把ではありますが、概ねこの様なイメージではないかと思います。

記事を書くのはSEO対策が目的とは言いましたが、決してそればかりではありません。
テーマが思い浮かばず、せっかくの情報スペースが放置されるくらいでしたら書きやすいテーマで更新するべきだと考えます。

2・文章の長さに関して

世の中には文章を書くことを生業にしている方々がいらっしゃいます。出版に関わる方、自身のブログで情報発信をしている方、紙媒体、電子媒体を問わず様々です。
新聞や雑誌の記者、ライターであれば、文章の長さは重要な要素の一つです。なぜなら、思ったほど文字数を伸ばすことができなければ空白になってしまうからです。所々空白がある新聞を今までに見たことがあるでしょうか?狙った文字数を埋める技術は一朝一夕で獲得できるものではありません。

では、今まで記事を書いたことがない人はどうしたら良いでしょうか。
ライターの方が普通に書く分量。例えば数千文字、数万文字を書きなさいと言われても書けるはずもありません。
そこまでの技術もありませんし、何と言っても経験がありません。

先ほどのテーマに戻りますが、自分自身の話だったらどうでしょうか。
どの人も1冊の本が書けると聞いたことがあります。
自分の人生を振り返ったとき、幼いときからの記憶を辿っていけば、本1冊程度のボリュームにはなるでしょう、というのが理由でした。
何が好きだったのか、何に夢中になっていたのか、どんな番組を見ていたのか、所属していた部活ではこんな活動をしていた、一つ一つ思い出していけばきっと書けるはずです。

それでも最初は短い文章しか書けないかも知れません。
経験を積むことによって、少しずつ書き方が分かったり、文章の組み方が分かってきたりします。これは勉強でも仕事でも同じことが言えます。
有名ブロガーでも最初は1つの記事を書くのに3日かかったとか、2,000文字も書けなかったとか、当たり前の様に言われています。

良い表現が見つからない、良い言い回しが分からない。
普段使っている日本語ってこんなに難しかったんだと再認識するかも知れません。
それでも、何も書かないより書いた方が良いです。段々上手になります。

何もしない先には何の進歩もありません。
頭を働かせ、手足を動かした先にしか得られないものがあります。

とみたプロスでは記事作成の代行も行っています。
お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

大学を卒業し、地方銀行へ入行。その後、都市銀行の業務に携わり、広告代理店、大手総合ITベンダー、最大手人材派遣会社、東証1部企業のコンサルタント事業部、IT企業、貿易会社、カフェの経営等を経て今に至る。知財検定の資格も持ちながら危険物取扱者、電気工事士の資格も取得する、キャラ崩壊おじさん。最近の生きがいは愛犬との公園デート。

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